モンテベルデはエコツーリズム発祥の地。 年間を通じ霧と雲に覆われた幻想的なジャングル「熱帯雲霧林」が広がっています。
緑豊かな森でゆっくりと暮らす「スローライフ」のシンボル・ナマケモノや、可憐な野生のランなど、数々の珍しい動植物に出会います。
宿泊するのは、エコツーリズムにふさわしいエコホテル。ナチュラルなインテリアや食事を楽しみながら、環境も大切にできます。生ゴミは堆肥にして、ホテルの菜園で使用、給湯には自然エネルギーを駆使するなど、様々な工夫が行われているのです。
こうした先進的な環境保護を進めるコスタリカが宣言した、世界初をめざす「CO2排出ゼロ」。その達成方法は、自然エネルギーの活用と植林による、CO2排出の相殺が主軸です。
コスタリカでは風力、地熱、水力による発電を推進し、すでに全電力の93%を自然エネルギーから生み出しています。さらに100%を目指しているのです。
CO2吸収のための植林も、国をあげて進められています。知花も植林に参加、CO2削減の取り組みを体験します。
CO2ゼロへ取り組んでいるのは、国や大企業だけではありません。100%自然エネルギーで製造するオーガニック黒糖の経営者もCO2削減に取り組んでいます。
森を守りながら営む新たな農業、「アグロフォレストリー」のコーヒー園主。 コスタリカの自然をいつまでも守りたいという思いに、大きな感動を覚えた知花。挽きたてのコーヒーを森の中で味わいながら、地球とつながるライフスタイルを学んでいきます。