Xmasスペシャル 大聖堂に響く天使たちの美声 パリ木の十字架少年合唱団 ~2008年東京公演~

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100年の歴史を誇るボーイソプラノの真髄~最高峰の和音を奏でるアカペラ

100年の歴史を誇るボーイソプラノの真髄~最高峰の和音を奏でるアカペラ

《ウィーン少年合唱団》《ドレスデン聖十字架合唱団》などとともにヨーロッパを代表する少年合唱団のひとつ《パリ木の十字架少年 合唱団》は、成立から100年以上の歴史を誇り、本国フランス国内はもちろん、日本では「パリ木」の愛称で親しまれ、来日公演で は常に多くの観客を魅了してきた。その特徴を言葉で表現するならば「磨きぬかれた歌唱力をもつソリストと完璧なハーモニー」 であり、「高い音楽性をそなえたアカペラの魅力」である。最高のソリストで構成されたボーイソプラノによるアカペラは、他の追随 を許さない高度で幻想的な和音を奏で、最大の魅力となっている。

世紀を超えてまとう白いローブと小さな木の十字架~“平和の使徒”の称号

世紀を超えてまとう白いローブと小さな木の十字架~“平和の使徒”の称号

《パリ木の十字架少年合唱団》は、白いローブを着て小さな木の十字架を胸に垂らしたことから名付けられた。その誕生は1906年。 翌年、パリのサン・ジェルマン・ロセロワ教会で最初のオーディションが行われ、 数千名の少年たちの中から100名ほどが選抜 された。彼らの歌唱力、声の純粋さは、 白いローブと木の十字架という質素なスタイルにもかかわらず、まずパリで熱狂的に賞賛 され、またたく間に熱気がフランス全土に広がった。 世界大戦後、各国を回ってその美しい歌声で人々を勇気づけた彼らを 、教皇ヨハネ23世は「私の小さな平和使節」と呼び、「平和 の使徒」の称号が、《パリ木の十字架少年合唱団》の別称として正式に認められている。

8年ぶりの日本公演~日本語版クリスマスソングも披露

8年ぶりの日本公演~日本語版クリスマスソングも披露

今回の《パリ木の十字架少年合唱団》の日本公演は、実に8年ぶり。日仏交流150周年を機に実現した。
BS朝日では、12月1日の東京カテドラル聖マリア大聖堂での公演を原音に忠実に収録。
天使たちの美声と最高峰のハーモニーを、5.1CHサラウンドステレオで臨場感豊かに放送する。
従来のレパートリーの楽曲に加え、お馴染みクリスマスソングの数々をお届けする。
今回特別に披露された日本語の楽曲も必聴だ。