2012年1月17日(火)放送
ブラジルで響け!沖縄の歌声
高価だったコーヒーを安価で提供して後の喫茶店の原型をつくったお店は、どこでスタートしたのかわかりますか?
【答え】
答えは東京の銀座。明治44年12月12日、東京銀座に出現した白亜の館は、一杯五銭の、当時としては破格の値段で本格的なコーヒーを出し、後の喫茶店の原型をつくりました。モデルはパリの有名な喫茶店「プロコック」。五銭のコーヒー、五銭のドーナツ、そして五銭で鳴りだすオルゴールで、人々は何時間も語り合ったものです。創業者水野龍が明治、大正、昭和と3つの時代に渡り情熱をかけて日本に広めたのがブラジル産コーヒーなんですね。
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