翔け!視覚障害のバイオリニスト川畠成道~世界挑戦!独占密着365日

過酷な運命を乗り越えた新たな出発へ!視覚障害バイオリニスト 川畠成道 挑戦の日々

川畠成道
現在33歳。10歳の時、旅先のロサンジェルスで、生死を彷徨う病に冒され、一命は取り留めたもの、後遺症で視覚障害が発生、視力のほとんどを失う。生きるための希望として、バイオリンをはじめ、巨匠アイザック・スターンと出会い、指導をうけ感銘をうけ、ロンドンに留学。97年英国王立音楽院を首席で卒業。リストなど、数多くの著名な音楽家を輩出した英国王立音楽院の歴史の中で、史上二人目の「スペシャル・アーティスト・ステータス」の称号を授与される。以降、東京サントリーホールでの演奏など、オーケストラとの共演やリサイタルを毎年、超人的なスケジュールでこなす。西アフリカ難民のためのチャリティーコンサート、新潟中越地震被災地での演奏など、積極的に演奏活動をおこなう。
フランスでは佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団と共演し高い評価を受けている。

番組ではバイオリニスト川畠成道に長期密着取材を敢行。
川畠の演奏にかける情熱、思い、ジェネレーション・・をクローズアップ!2000年から現在に至るまでの貴重映像も織り交ぜ、アーティスト川畠成道の魅力を多面的に描写していく。
特に2005年は、川畠にとって世界飛躍の大きな一歩を踏み出す年だった。本格的な世界進出を控えてイタリア・ボローニャでレコーディング。そして9月には、世界ツアー第一弾として、ボローニャ歌劇場を皮切りにイタリア5大都市で公演を開催する。当番組では、密着取材により、川畠成道世界飛躍の瞬間も収録!!
新潟中越地震では、多忙なスケジュールを調整して被災地に赴き「自分の演奏が多少でも被災された方々の心の慰めになれば!」と何の音響施設もない避難所で精一杯演奏をした川畠。
「傷ついた子どもたちを少しでも励ましてあげたい」
今回は特に、チャリティ活動の一環としてタイの孤児院訪問の様子も取材。
両親を失い、人身売買、売春、エイズ・・・病気や障害で傷ついた子どもたちを、自分の演奏で少しでも励ましたい!と演奏する川畠。
心身に傷を持つ子どもたちとのふれあいから、素顔の川畠成道に迫る!