旅のテーマ

19世紀は「パリ」、20世紀は「ニューヨーク」、そして21世紀は「上海」と
いわれている。
かつてないスピードで発展し続ける中国の核となる都市、上海。
「街は開発が完成するまでの、新旧が交錯する時が一番面白い。」
そんな持論を持つ石川次郎は、今こそ上海を見るべき時だと考えた。
そして出来るだけ多く、この街で暮らす「上海人」、そして他所からやっていた
「新上海人」に会おうと考えた。なぜなら街は人が作るもの。
21世紀が本当に「上海」の世紀となるなら、きっと世界中からも面白い人が
集まっている。
暮らす人を見れば、本当の上海が見えてくるに違いない。
そんな今を生きる「上海人」をテーマに、石川次郎は、上海へ渡った。
編集者石川次郎
石川 次郎